- 物流企業
24/11/05
カトーレック、香川・高松市の野外博物館リニューアルで「メセナ大賞」
カトーレック(本社・東京、加藤英輔社長)は、香川県高松市屋島の野外博物館「四国村ミウゼアム」のリニューアルで、企業メセナ協議会によるメセナアワード2024の「メセナ大賞」を受賞した。地域文化の継承と地域の活性化が、社会貢献活動として高く評価された。
同博物館は1976年、カトーレック創業者の加藤達雄氏が開設した。江戸~大正時代に建てられた四国各地の古民家や産業遺産を移築し、民具・民俗資料を収集・保存・展示している。94年、先人の生活や文化を後世に伝える企業活動として「メセナ地域賞」を受賞した。2022年、「四国村ミウゼアム」に改称し、エントランス棟の新設や収蔵庫の公開など大規模なリニューアルを実施した。
メセナアワードは文化庁が後援。芸術文化を通じて豊かな社会づくりに貢献した企業を表彰している。年1回、芸術や企業活動、コミュニケーションの専門家による審査で、特に優れた1社が大賞に選ばれる。