• 物流機器メーカー

24/10/30

アイリスオーヤマ、24年問題対応で車番認証カメラを発売

 アイリスオーヤマ(本社・仙台市、大山晃弘社長)は10月28日、「車番認証カメラ」を発売した。バース管理システムと連携して、車両の滞在時間を計測。荷待ち時間・荷役作業などの分析を実現し、車両の滞在時間削減に貢献する。
 車両のナンバープレートを、自動で読み取る。読み取った情報がバース管理システムに登録され、車両の滞在時間を計測。荷待ち時間・荷役作業などの分析を可能とする。

バース管理システムと連携し車両の滞在時間を計測して荷待ち時間・荷役作業などの分析につなげる

 またLED(発光ダイオード)表示板と連携し、停止や進めなどトラックの次の行動を表示。受付や、荷物の積み下ろしスペース・駐車場まで案内を不要にする。未登録ナンバーが侵入した場合は、管理者のメールアドレスや、システムを利用しているパソコンに通知し不審車両の特定につなげる。
 基本システムは、入退場用のカメラと管理用パソコン、システムをつなぐLANケーブルなど。オプションでLED表示板やパトランプなども接続可能だ。
 アイリスオーヤマは、車番認証カメラの導入にあわせて、機器の設置設定、現場に合わせたモニターや表示機の提案など、物流効率改善に向けたソリューション提案も行う。

LED表示板と連携してトラックの次のアクションを表示し案内業務を軽減。未登録ナンバーも検出する