渋沢倉庫、ＥＣフルフィルメント強化へプラスオートの自動倉庫を導入

　渋沢倉庫（本社・東京、大隅毅社長）は、プラスオートメーションのロボティクス自動倉庫「ＡｉｒＲｏｂ（エアロボ）」を千葉県松戸市の倉庫に導入した。アパレル・コスメなどの多品種小ロット商品のＥＣフルフィルメント事業の強化を目指す。

ロボティクス自動倉庫「エアロボ」

　松戸営業所第三倉庫で稼働する。エアロボは、１ステーション当たり、毎時600トートという高い処理能力で、入出庫作業の省人化と高精度化の両立が可能。また、高密度保管でスペースコストも削減する。

柔軟なレイアウトで高密度保管が可能

　渋沢倉庫は2026年度までの中期経営計画で、物流ＤＸ（デジタル・トランスフォーメーション）推進を重点戦略の一つに掲げている。特に、得意分野の多品種小ロット物流の強化に向けて、最新の物流機器の導入・実用化を図る。機械化・自動化とマンパワーの融合によるハイブリッドオペレーションの実現を進める。