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24/10/28

リソーコ、空きビル活用の展覧会がグッドデザイン賞を受賞

 倉庫リノベーション事業を手掛けるリソーコ(本社・東京、池田浩大社長)はこのほど、同社主催の展覧会「ライブラリーズ」が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。東京都港区の古いビルのワンフロアを期間限定の図書館として活用した展覧会で、地域と建物の新たな関係性を創出した点が評価された。
 受賞した展覧会は、2022年10月~23年3月まで大手電機メーカーの研究開発施設として使用されていた五色橋ビルで期間限定の図書館として開催。松井亮建築都市設計事務所の松井亮氏が企画・会場構成した。
 審査委員は「太陽の動きに呼応する本棚を配置し、本を読む体験を通じて空間と記憶が結び付く場を提供した。地域の歴史や未来に焦点を当てた書籍の配置やシンポジウムを通じて街づくりの新たな可能性を探る場とし機能した」と評価した。