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24/10/24

西濃、石川県と富山県で運行便を集約

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は9月、石川県と富山県で運行便の集約を開始した。積載の効率化とドライバーの運転時間の短縮で、物流2024年問題に対応する。
 30便のうち16便を西濃運輸の金沢支店(石川県白山市)に集約した。積み降ろし店所を大幅に減らしドライバーの運転時間を約1~2時間削減したほか、平均積載量を10~20パーセント以上増やして積載効率を向上した。また、複数店所で積み降ろしする複雑な運行体制を簡素化したことで、運行体制の属人化を解消して近隣店所との協力が可能となった。
 来年には北関東・信州・東濃でエリアハブを整備する。ドライバーの運転時間の削減・積載効率の向上とともに、輸送網の強じん化を図る。
 西濃ではこれまで、荷物の積み足しや積み降ろしを1台当たり4~5店所で行っており、人員不足やドライバーの長時間の運転が課題となっていた。

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