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24/10/24

フェデックス、米国―中国間でパンダ往復輸送

 米物流大手フェデックスコーポレーション(=フェデックス、本社・米テネシー州メンフィス、ラジ・サブラマニアム社長兼CEO)は10月12~15日、米国―中国間の往復便で、計6頭のジャイアントパンダを空輸した。
 ボーイング777F型機「フェデックス・パンダ・エクスプレス」による往復輸送。往路では現地時間10月12日、4頭を乗せて米アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を出発した。同13日に中国・成都双流国際空港に到着。トラック輸送と組み合わせ、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地へ陸送した。復路では同15日、別の2頭を乗せて成都を出発し、同日中に米ワシントン・ダレス国際空港に到着した。フライトには動物ケアの専門スタッフが同乗し、パンダだけではなく貨物として竹や水などの食料も輸送した。
 フェデックスは20年以上にわたって中国政府や世界各国の動物園と協力し、中国と各国間でのジャイアントパンダの安全な輸送に取り組んできた。これまでに計21頭を輸送した。また、企業の社会的責任や環境保護活動の一環として、輸送費用を寄付している。

「フェデックス・パンダ・エクスプレス」

米国から中国へのパンダ輸送の様子