• 物流施設

24/10/21

日本GLP、物流施設「アルファリンク相模原」がグッドデザイン賞

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は、相模原市で運営する物流施設「GLPアルファリンク相模原」が建築部門で「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。物流と地域が交わる新たな共生空間の創出と、強固なブランディングの実現が高く評価された。物流施設全体を対象としての受賞は、物流不動産デベロッパーとして初めて。
 アルファリンクブランドの旗艦物件。2023年5月までに全4棟、総延べ床面積約68万平方メートルがしゅん工した。 「オープンハブ」をコンセプトに掲げ、テナント企業同士の関わりや地域共生を目指している。ブランドコンセプト、ネーミング、ロゴデザインと建築・空間デザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が手掛けた。
 施設中央に共用棟を配置し、地域住民も使えるレストランやカフェ、マルチコートなどを備えている。「物流のダイナミズムと地域住民の公共的な振る舞いが混ざり合った風景。ロゴ・アートワークから建築・ランドスケープ(風景)まで一気通貫にデザインされた象徴的な意匠が、その背景となることで、強固なブランディングが実現している」と評価された。

「アルファリンク相模原」