• 物流企業

24/10/21

ロジスティード、スペインに日立ジョンソンコントロールズ空調向けの倉庫

 ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は10月7日、オランダに本社を置くグループ会社がスペインに物流センターを開設した。日立ジョンソンコントロールズ空調のセントラル倉庫として欧州域内の保管・出荷拠点を集約し、サプライチェーン合理化やサービス向上を後押しする。
 所在地はスペインのカタルーニャ州バルセロナ近郊。鉄骨造平屋建てで、延ベ床面積は約2万8829平方メートル。床耐荷重は1平方メートル当たり5トン。4万1000パレットを収容するパレットラックの導入で、保管効率を高める。この他、スプリンクラー消火設備、リチウムイオンフォークリフトなどを備える。
 エル・プラット空港から30分、バルセロナ港から40分の立地。欧州域内の物流ネットワークの要所として、貨物の保管から各国のローカル物流拠点や個別納品先への配送を効率化する。また、LED照明、太陽光発電、天窓の活用で照明に関わる電力使用を低減する。

新物流センター外観

倉庫内