• 荷主

24/10/18

小川電機、大阪・門真に広域配送拠点を移転

 電設資材や家電などの総合卸商社小川電機(本社・大阪市、小川雄大社長)は10月15日、大阪府門真市に「門真物流センター」を開設した。関西圏の広域配送拠点を移転。商品在庫だけではなく、荷役から配送までの一貫サービスを提供する。

大和物流の「大阪北物流センター」の一部に倉庫を開設した

 新センターの所在地は門真市北島東町4ノ18「大和物流大阪北物流センター」内。倉庫は1階約216平方メートル、4階約1330平方メートルを使用。電設資材関連の約6000アイテムが収納可能で、商品管理と配置を徹底し、配送効率を向上させる。
 第二京阪道路、近畿自動車道などの幹線道路に近接しており、関西エリア全域をカバーする広域物流拠点として活用する。また、大阪市の中心部までは30分圏内で、市内向けの配送効率向上を図る。
 同社ではこれまで、電設資材の在庫や配送業務は北大阪方面の物流センターが担ってきた。立地が中心地から離れていたため、市内外への納品スピード向上に向けて配送拠点の移転を検討していた。また、物流2024年問題で仕入れ先の配送頻度の減少を予想し、物流効率を高める必要もあった。