- 統計・データ
24/10/16
荷動き指数、7~9月悪化 先行きも下振れ懸念
NX総合研究所(本社・東京、田中博之社長)の企業物流短期動向調査(速報)によると、今年7~9月の国内向け出荷量の「荷動き指数」は、前期(4~6月)実績比2ポイント低下のマイナス14。前回6月調査時の見通しより7ポイント下振れした。10~12月見通しでは7ポイント改善のマイナス7を予想しているが、下振れの可能性が高い。
7~9月、業種別では全15業種中8業種が前期実績より低下。プラスの業種は皆無で、精密機械がゼロ水準だった他は14業種がマイナスだった。10~12月見通しでは11業種が上昇する予想だが、プラスは3業種にとどまるとみている。
調査は9月初旬、製造業・卸売業の主要2500事業所を対象に実施し、652社の回答をまとめた。