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24/10/11

C&Fロジ、上場廃止

 C&Fロジホールディングス(本社・東京、綾宏将社長)は10月9日、東京証券取引所プライム市場での上場を廃止した。SGホールディングスの連結子会社化に伴うもの。
 C&Fロジは2015年10月、共に低温食品物流を手掛ける名糖運輸、ヒューテックノオリンの経営統合で誕生した共同持ち株会社。名糖運輸は1998年12月から東京証券取引所市場第二部(2001年9月から同第一部)、ヒューテックノオリンは2001年4月から同第二部に上場していた。
 今年3月、AZ―COM丸和ホールディングスがC&Fロジに対する「同意なき買収」(敵対的買収)を表明したが、6月に不成立となった。一方、SGホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)が7月に成立し、C&FロジはSGHDのグループ傘下に入った。
 C&Fロジは9月20日の臨時株主総会で、株式の非公開化に関する議案を可決した。株式上場廃止に当たり「今後もこれまでと同様、低温物流事業を通じて、SGホールディングスグループの一員として、より一層企業価値を向上していく」としている。