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24/10/10

日本GLPとナビタイム、トラック専用カーナビアプリで連携開始

全国の日本GLPの施設で右折入庫禁止など交通ルールを考慮してルート案内

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)とナビタイムジャパン(同・同、大西啓介社長)は10月8日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で、日本GLPグループの全国の施設のトラック入り口位置と右折入庫禁止ルールに対応したルート案内機能を提供開始した。こうした連携は共に初めて。
 トラックカーナビは、トラックドライバー向けに特化したカーナビアプリ。高精度な到着予想時刻表示、車格に応じた規制を考慮したルート検索、複数目的地の最適ルート計算などが可能。新機能では、右折入庫禁止に対応したルート案内やテナントごとの専用入り口を考慮したルート案内が可能になる。
 右折入庫禁止の場合は自動的に左折入庫するルートを案内し、事前設定は不要。到着後に左折入庫のために遠回りする手間が省ける。専用入り口がある場合は専用入り口から入庫できるよう案内し、日本GLPの「アルファリンク相模原」(相模原市)で入居テナント名での目的地検索と、専用入り口を考慮したルート案内を開始する。順次、全国の施設に拡大する。
 ナビタイムでは、トラックカーナビのユーザーから「左折で入庫できるルートを案内してほしい」などの要望が寄せられていた。日本GLPから右折入庫禁止などの交通ルールやテナントの入居情報などを取得し、現場に即した情報を整備しドライバーの安全運転や業務効率化に貢献するため、連携を決めた。今後は、日本GLPの「アルファリンク」の施設情報に加え、混雑情報の可視化などの機能拡充を検討する。