タイミーとロジテック、フォークリフト運転技能向上研修を開始

　スキマバイトアプリのタイミー（本社・東京、小川嶺代表取締役）は10月７日、キャムコムグループのロジテック（同・同、川村将臣代表取締役）と協力し、タイミーの働き手向けのフォークリフト運転技能向上研修を開始した。物流倉庫での実務による研修を通して実務経験が少ない働き手のスキルを向上させる。
　研修は５日間、千葉県船橋市にあるロジテックの南船橋倉庫で行う。経験豊富なフォークオペレーターの指導の下、フォークリフトを操作しピッキングや積み替え、格納作業を経験。ロジテック監修のテキストと解説動画での座学による予習・復習と実践研修を繰り返すことで、技能を向上させる。研修修了者には、タイミーを通じてロジテックのフォークリフト求人を紹介し、身に付けたスキルを生かしスポット業務に従事できる。
　研修は毎月開催し、初回は10月７～11日、２回目は10月21～25日。時間は午前10時～午後５時。各回月12人程度。参加費は無料で、研修時間分の報酬を支給する。フォークリフトはリーチ式。対象者は、フォークリフト運転技能講習を修了し、タイミー主催のフォークリフト運転技能講習で資格を取得し、研修修了後に最低１回以上ロジテックの求人で勤務する意思のある人。
　物流の人材確保が課題となる中、タイミーは専門性の高いスキル・資格の取得を通じて人手不足解消に貢献する目的で、2023年６月からフォークリフト運転技能者の資格取得支援を実施。今年７月までに約200人が資格を取得したが、実際の求人では実務経験が求められることが多く、ロジテックと共に実務経験が少ない人向けに研修開催を決定した。