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24/10/07
キューブリンクスと南関東日野、商用EVレンタルサービス開始
日野自動車と関西電力の合弁会社キューブリンクス(本社・東京、桐明幹社長)と南関東日野自動車(同・同、河﨑俊哉代表取締役)は、「商用EVのレンタルパッケージサービス」を開始する。最短1カ月からレンタル可能で、顧客ニーズに応じて充電環境も提供するサービスで、物流企業のEV導入を支援する。
新サービスでは、既に充電器を持つ顧客や公共の充電器を利用する顧客向けの「ベーシックプラン」、EVを使用してみたい顧客向けの「スタンダードプラン」、本格的なEV導入を検討する顧客向けの「スタンダードプランPro」の3プランを提供。ベーシックプランは1~3カ月、スタンダードプランとスタンダードプランProは3カ月からレンタル可能。
取り扱い車種は、低床で乗り降りしやすい普通免許対応の「デュトロZEV」。充電時間は、スタンダードプランが13時間、スタンダードプランProは7時間。バッテリー残量監視や位置情報把握といったサービスも提供する。
キューブリンクスは充電器の提供、設置工事、導入コンサルティング、状態監視サービスの提供を担当。南関東日野は商用EVトラックの提供、車両定期点検・保守メンテナンスを行う。顧客の要望や課題に対して、最適な導入プランを提案する。
政府が2050年までのカーボンニュートラル社会実現を掲げる中、レンタルサービスを通じてEVを購入する前に試したいという顧客の要望に応え、利便性を見極めた上で本格導入する選択肢を提供する。