ＣＢクラウド、黒ナンバー中古車販売サービスを開始

　ＣＢクラウド（本社・東京、松本隆一ＣＥＯ）は10月１日、軽貨物運送事業の黒ナンバー中古車販売サービス「クロッキー」を開始した。安全な運行環境の実現に向けて、高品質で信頼性の高い車両の普及を目指す。配送情報基盤「ピックゴー」の黒ナンバー共同使用とも連動する仕組みで、軽貨物ドライバーの安定的な稼働を後押しする。
　比較的年式が新しい中古車を中心に販売することで、安全な運行環境の実現やドライバーの収入安定をサポートする。また、ドライバーの急な休みを減らすことで、荷主の車両手配コストの軽減にも貢献する。
　ＣＢクラウドが2023年11月に実施したドライバーアンケートで、個人事業主の軽貨物ドライバーの65％が年式の古い車両で運行しており、44％が１年以内に事故・故障を経験していることが分かった。このため、クロッキーの中古車買い取りなどの既存サービスと連動させて、柔軟な価格設計を図る。
　ピックゴーの登録パートナーに限らず、幅広く利用できる。車両保管・受け渡し場所は東京都大田区。オプションで陸送も可能。ウェブサイトで申し込み後、書面で手続きする。サイトのＵＲＬはhttps://pickgo.town/partner/support/kurocky