ショーワグローブ、スマホ対応の作業用手袋10月に店頭向け発売

　ショーワグローブ（本社・兵庫県姫路市、星野達也社長）は10月、「スマホ対応ニトリルパーム手袋」を一般消費者向けに発売する。手袋をしたまま、スマートフォン（スマホ）やタッチパネルをスムーズに操作できる点が特長。検品・ピッキング・在庫管理・顧客対応などの作業の効率化に貢献する。

 

　企業向けに昨年発売した商品を、商品特性を分かりやすくし、一般向けパッケージで発売する。手のひらの部分に耐油性に優れたニトリルゴムをコーティング。耐摩耗性にも優れる。サイズはＳ・Ｍ・Ｌ。色はグレーのみ。
　物流や製造、清掃、サービス業などの現場では近年、スマホやタブレット端末の操作が必要となる場面が増えている。一方、従来の作業用手袋ではタッチパネルの反応が悪く、その都度手袋を外すことで安全性と作業効率が低下するという課題があった。
　同商品は「令和５年度姫路市ものづくり開発奨励補助金」の交付対象に選ばれた。静電気抑制に加えてスムーズにタッチパネルを操作できる点が評価された。