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24/09/26
独コンチネンタルの5カ国調査、高まる自動運転トラックへの期待
自動車部品サプライヤーのコンチネンタル・オートモーティブ(本社・ドイツ、ベルトルド・ヴォーフラム社長)が世界5カ国で実施した調査で、10年前と比べて自動運転トラックに対する期待がさらに高まっていることが明らかになった。コンチネンタルは10月、全調査結果を公表する。
調査は今年8月、市場調査会社を通じ、ドイツ、中国、フランス、日本、米国の18歳以上の約5000人に実施。個々の自動車のニーズ、自動運転トラックといった新技術に対する受容度を調べた。
その結果、物流業界のドライバー不足の解消、交通渋滞の緩和に向けて、特に中国、日本、米国で、自動運転に対する受容度が拡大した。支持率は、日本は72%、中国は90%に達し、それぞれ2013年調査比11ポイント増。アメリカは同15ポイント増の56%だった。
ドイツでは同4ポイント減の49%だったが、回答者の60%が自動運転トラックを配送ドライバー不足に対処する一つの手段と位置付け、47%が自動運転が高速道路の交通量を改善し、将来的には渋滞を減らすと考えている。短距離ドライバーや高齢ドライバーよりも、長距離ドライバーや若年ドライバーで、自動運転トラックに対する受容性が高いという。
コンチネンタルのオートモーティブグループセクター担当のフィリップ・フォン・ヒルシュハイト取締役は「回答者の大多数が既に自動運転トラックの利点を理解していることを喜ばしく思う。この受容性がさらに高まるよう技術開発を進める」とコメントした。