• 物流企業

24/09/25

三菱倉庫、10月 新幹線移動のCO2実質ゼロ化へ「グリーンEX」導入

 三菱倉庫(本社・東京、斉藤秀親社長)は10月、JR東海、JR西日本、JR九州が提供する「グリーンEX」を導入する。新幹線利用時の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロとするサービスの利用により、役職員の移動に伴う「スコープ3」の脱炭素化を促進する。
 導入するサービスは、法人会員が東海道・山陽・九州新幹線を予約利用して移動した場合に、移動に伴うCO2排出量を実質ゼロとする。適用区間はJR東京駅―JR鹿児島中央駅間。同社役職員の移動に伴う間接的なCO2排出量は、年間で約15トン削減される見込み。
 グリーンEXでは、JR各社が電力会社などから再生可能エネルギーで発電したことが証明されたCO2フリー電気を調達し、サービス利用者の利用分に対しCO2フリー電気を充当。サービス利用者がCO2フリー電気購入に対してサービス利用料を支払うことでJR各社がCO2削減効果の証書を発行する。