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24/09/24

コクヨ、物流費上昇で文房具・オフィス家具・建材を値上げ

文房具製品価格改定対象品目一覧(抜粋)

 コクヨ(本社・大阪市、黒田英邦社長)は、文房具・オフィス家具・建材の値上げを行う。文房具は12月1日から、オフィス家具・建材は2025年1月1日から。資源価格の高止まりに加え、物流費の上昇・人件費の上昇が続き、輸入材価格や製品原価を押し上げていることが理由。
 文房具製品では45品目で、希望小売価格を平均約13%値上げする。例えば、キャンパスノートB5・30枚では、現行190円から200円に。改定率は5・3%。オフィス家具では平均10%程度、建材では10%引き上げる。
 これまで合理化による価格維持に努め、顧客への価格転嫁を極力避けるよう企業努力をしてきたが、吸収は困難と判断し値上げに至った。