日野自、小型ＥＶトラック「日野デュトロＺ ＥＶ」一部改良

　日野自動車（本社・東京都日野市、小木曽聡社長）は９月18日、一部改良した小型ＥＶトラック「日野デュトロＺ ＥＶ」を発売した。ウオークスルーバンの荷台後部扉にスマートエントリーシステムを導入するなど、物流現場での使い勝手をさらに向上させた。
　キーを取り出さずにドアの施錠・開錠ができるスマートエントリーシステムをウオークスルーバンの荷台後部扉にも導入し、荷台開閉時の手間を削減した。
　この他の改良点として、ルームミラーはイグニッションのオフ時（モーターを停止させた時）にモニターを表示させていた場合は再起動時のモニタースイッチ操作が不要となった。スイッチレイアウトは使用頻度に合わせた位置に変更した。ラジオアンテナは高さのない駐車場への進入時に他車両や障害物に干渉しないように短縮した。
　また、ウオークスルーバンには、普通充電口を車両右側リアタイヤ後部へ移設できるオプションを設定した。顧客の使用環境に合わせて、車両後方からの充電ニーズにも対応する。