- 物流施設
24/09/19
プロロジス、埼玉県草加市の物流施設で初の定置用蓄電池が稼働
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は、埼玉県草加市で運営中の物流施設「プロロジスパーク草加」で、同社として初の定置用蓄電池の稼働を開始した。施設の電力系統に直接接続し、電力ひっ迫の際にも安定した電力供給を図る。
大型蓄電池の製造・販売を手掛けるパワーエックス(本社・東京、伊藤正裕社長兼CEO)のコンテナ型定置用蓄電池とエネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入した。蓄電池の最適な充放電制御が可能で、施設のエネルギー効率の向上を目指す。
蓄電池「メガパワー」は20フィートコンテナサイズ。リン酸鉄リチウムイオン電池で、容量は2742キロワット時。大型マテハン機器や冷蔵庫、EC自動化物流センターなどの電力多消費ニーズにも対応する。気温上昇による急激な電力需要の増加や発電機故障の際も、安定した電力供給が可能となる。
プロロジスは今後も、電力グリーン化推進や事業での環境負荷軽減に取り組む。エネルギーマネジメントを通して顧客のサステナビリティー(持続可能性)に関する目標達成をサポートする。