• その他

24/09/19

ごくーシステム、EC管理システムにヤマトの送り状出力機能を追加

 システム開発を手掛けるごくーシステム(本社・東京、藤本卓治代表取締役)が提供する通販業務一元管理システム「ごくーシステム」に、API(ソフトやアプリ間で機能共有する仕組み)連携によりヤマト運輸の送り状をワンクリックで作成できる機能を追加した。従来の作業手順を大幅に簡略化。これまで以上にミスなく、より簡単で、大幅な時間短縮を実現した。
 ヤマト運輸の「送り状システムB2クラウド」へのCSV(テキストファイルデータ)アップロードを介さず、ごくーシステムからワンクリックでヤマト運輸の送り状を作成できるようになった。ヤマト運輸で発送したい受注を選択し、発行ボタンをクリックするだけで送り状PDFデータが即時発行される。その場ですぐ印刷でき、追跡番号は自動で各受注に反映される。
 同機能は、ごくーシステムの有料オプション「APIオプション」利用者が使える。同オプションの利用料金は、月額5000円、初期費用は1万円(各税別)。
 従来、ごくーシステムでヤマト運輸の発送伝票を作成するには、ごくーシステムでB2クラウドへ送る受注データを選び、CSVデータをダウンロード。同CSVデータをB2クラウドへアップロードし、送り状ラベルを印刷。その後、B2クラウドからラベルごとの追跡番号をダウンロードし、CSVデータでごくーシステムにアップロードする必要があった。
 ごくーシステムでは、既に日本郵便の送り状作成システムと佐川急便の新送り状発行機能を実装済み。ヤマト運輸とのAPI連携を望む声が多く、今回のリリースに至った。

API連携により「ごくーシステム」にヤマト運輸の送り状をワンクリックで出力できる機能を追加した