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24/09/12

センコー×旭化成、次世代バイオ燃料を活用した実証トライアル

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は10月、旭化成ホームズ(同・東京、川畑文俊社長)と協働でリニューアブルディーゼル(廃食油などを活用した代替え燃料)を使用したトラックで建材を運搬する実証実験を開始する。軽油の代替燃料として導入し、大型車両の脱炭素化を推進する。

使用する代替え燃料

 取り組み期間は2024年10月~25年3月の半年間。想定使用燃料は半年間で1台約2400リットル。リニューアブルディーゼル導入による大型車両の脱炭素化を検証する。
 センコーと旭化成ホームズは、ダブル連結トラック導入など輸送における脱炭素化を推進してきた。現在、車両の電動化などを検討しているが、大型トラックの電動化の見通しは不透明で、既存のトラックがそのまま使える代替え燃料を活用することで、大型車の脱炭素化を実現したい考え。

運行するトラックへのパッケージデザイン