- 物流施設
24/09/11
プロロジスなど、福島・郡山で開発面積約14万平方メートルの物流集積地
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)とフクダ・アンド・パートナーズ(同・同、福田哲也社長)は2025年9月にかけて、福島県郡山市で開発面積約14万平方メートルの物流施設集積地を共同開発する。交通アクセスや雇用確保の面で優れた立地に、BTS(ビルド・ツー・スーツ=特定企業専用)型やマルチテナント型の物流施設を複数開発する。
開発地は、福島県郡山市大槻町中ノ平地内。開発区域面積は、約13万8000平方メートル。開発スケジュールは第1期造成が2024年4~12月、第2期造成が24年4月~25年9月。
東北自動車道の郡山中央スマートインターチェンジに隣接し、首都圏へ約3時間、仙台市へ約1時間で到達可能。人口集積地の郡山市まで車で20分で雇用面でも有利な立地。災害時には常磐道などう回ルートも確保可能でBCP(事業継続計画)面にも優れる。
プロロジスは、BTS型やマルチテナント型物流施設を複数開発。隣接地区にはフクダ・アンド・パートナーズが物流施設「福島郡山LLタウン棟」と災害時の防災連携拠点となる「福島郡山未来共創センター」を開発する。開発区域内には防災公園を設置し災害時に救援物資集積拠点などで活用する。また、次世代の物流を見据え山間部でのドローン物流検証や東北自動車道での自動運転実証実験、近隣地への水素ステーションの誘致を目指す。