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24/09/10

NEC、業種・業界を越えた共同輸配送によるサプライチェーン構築へ

 NEC(本社・東京、森田隆之社長兼CEO)は共同輸配送プラットフォーム(基盤)を活用し、主要都市間ルートでのサプライチェーンを構築する。業種や業界を越えた共同輸配送で、輸配送網の維持・効率化とトラック台数の削減による二酸化炭素削減を推進する。
 共同輸配送プラットフォームの機能のうち「グルーピング」では、発着地・経由地・トラック種別などの物流データを登録すると、共同輸配送に関する条件が合う参画企業を探索・選定し、候補のグループを自動作成する。
 「プランニング」では、物流便や拠点、出発時間・到着時間などの入力情報を基に、共同輸配送の時間やルートなどの運行計画を作成する。また、グループ内の共同輸配送の実施条件を自動調整し、修正リクエストには代替案を提示しながら共同輸配送プランの合意をサポートする。
 「オペレーション」では、荷量の見込みや受託希望荷量、受託希望などの入力データから共同輸配送の推奨案を提示する。合意を経て運行計画が確定し、実行に移る。
 先行的に電機精密・自動車部品・消費財などの複数業界の共同輸配送を開始する。日通NECロジスティクス、三井倉庫サプライチェーンソリューション、横河電機などの参画で取り組みを進める。

プラットフォームを活用して企業間の物流データをつなぐ

共同輸配送のプラン策定やオペレーションなどを包括的に支援する