- 物流企業
24/09/09
ランテック、神奈川県伊勢原市の「湘南支店」に自動倉庫増築
ランテック(本社・福岡市、舛元健了社長)は9月3日、神奈川県伊勢原市の「湘南支店」敷地内に増築した自動倉庫をしゅん工した。取扱物量の増加に対応する。
所在地は、神奈川県伊勢原市歌川1ノ2ノ1歌川産業スクエア内。鉄骨造2階建て。増築部分の延べ床面積は1万6956平方メートル。1階部分を荷さばき場と仮置き庫、2階部分から上を自動倉庫とし、保管量と荷さばきスペースを確保した。また、既存棟の27台接車可能なドックシェルターを完備したトラックバースに加え、17台分のトラックバースを設置。合計44台分のトラックバースで保管商品が外気に触れることなく荷さばきできる。また、7058棚の自動倉庫と、垂直搬送機4基により1階荷さばき場のピッキングステーションへのスムーズな入出庫が可能。
冷却設備には省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用した。屋根上には容量719キロワットの太陽光発電設備を設置、発電した電力を自家消費することにより二酸化炭素排出量削減と地球温暖化対策に取り組む。BCP(事業継続計画)として、420キロボルトアンペアの非常用発電設備を設置し、停電時でも商品を劣化させることなく荷受け・仮置きが可能となる。自家用給油設備や整備工場も備える。
同日、しゅん工式を行った。湘南支店は、2005年に敷地面積2万8405平方メートル、延べ床面積1万2767平方メートルの2階建て冷凍・冷蔵倉庫として営業を開始。今回の増築に至った。