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24/09/09

ブリヂストン、生産財サービス強化に向けた競技会を開催

技能グランプリ競技の様子ソリューションエンジニアコンテスト競技の様子

 ブリヂストンのグループ会社ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(本社・東京都小平市、久米伸吾代表取締役)は9月4日、仙台市で生産財サービス強化に向けた競技会を開催した。地区予選を含め過去最高の合計711人が参加し、輸送ビジネスを足元から支える同社タイヤ事業・ソリューション事業の強化に向けた知識や技術の研さんを行った。
 タイヤメンテナンス技術の競技会「第14回技能グランプリ全国大会」と輸送企業へのソリューション(課題解決策)提案力の競技会「第2回ソリューションエンジニアコンテスト全国大会」を同日に実施。
 技能グランプリは、タイヤメンテナンスに携わるスタッフ育成活動の一環で、作業スキルや利用者へのアドバイスなど実際の作業形式で行われた。全国のブリヂストングループなどから出場し予選を勝ち抜いた代表40人がグランプリを競った。
 同大会では新たに、高い技能を持つ「技能エキスパート」が8人、技術・知識の観点から特に優れた「技能マイスター」として3人が認定された。
 また今回初めて「技能マイスタープレゼンテーション」を開催。技能マイスターの知識や技術をより多くのスタッフに素早く効果的に共有する。車輪脱落防止に向けた情報共有や車輪を取り付ける際に重要な軸力とトルクの関係を理解する実車研修を行った。
 ソリューションエンジニアコンテストは、多様化する輸送企業の課題を解決するべく高い提案力を持つセールススタッフの育成を目的に開催。最新の市場環境を踏まえた顧客課題を適切に捉えた提案を行い、商談するスキルをロールプレーイング形式で競った。代表16人が出場し、最優秀1人、優秀者2人が表彰された。