大福物流、ラサールなどしゅん工の福岡・粕屋の物流施設１階に入居

８月30日にしゅん工したマルチテナント型施設「ロジポート福岡粕屋」外観。１階全フロアに大福物流が入居する

　大福物流（本社・熊本県高佐町、木村嘉宏社長）は８月30日に福岡県粕屋町にしゅん工したマルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」の１階全フロアを賃借する。
　同施設は、ラサール不動産投資顧問、九州電力、九電不動産の３社がしゅん工。所在地は福岡県粕屋町江辻840ノ２。敷地面積は８万1664平方メートル。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造３階建てで、延べ床面積は９万1878平方メートル。１階は両面バース、２・３階は大型シングルランプウエーと天候に左右されない中央車路式を採用。最小区画1980平方メートルから分割可能で多様な物流ニーズに対応する。
　440台分の駐車場、20台分の大型車待機場、バイク置場を備える。売店、シャワー室、コインランドリー、２・３階に休憩室を備え快適な労働環境を整備。防災面では非常用発電機や防災備蓄倉庫、環境面では人感センサー付きＬＥＤ（発光ダイオード）照明や節水型衛生器具を導入し、太陽光パネルを設置する計画だ。
　九州自動車道の福岡インターチェンジ（ＩＣ）から約１・７キロメートル、福岡市中心地から約10キロメートルで、福岡中心部への配送だけでなく九州全域や中国地方への広域配送拠点として活用できる立地。福岡空港や博多港までのアクセスにも優れる。。