• 物流機器メーカー
  • 物流施設

24/08/30

プロロジス、AGF開発スタートアップ企業と資本業務提携

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)はこのほど、自動フォークリフト(AGF)開発や販売を手掛けるスタートアップ企業のハクオウロボティクスと資本業務提携契約を結んだ。今後、AGFの製品化や入居企業への拡販などを支援し、自動化技術の普及を通じて、物流の人手不足解消に貢献する。

資本業務提携するハクオウロボティクスの開発する自動フォークリフト「オートフォーク」

  ハクオウロボティクスは、プロロジスがつくば市の物流施設内で運営する新事業の創出をサポートする施設に入居する企業。22年の設立で、安価で導入しやすいAGF「オートフォーク」の開発・販売を手掛ける。オートフォークは、人が走行したコースを記憶して走ることができ、PC作業をしなくても導入可能。複数のパレットを一括で認識する機能もあり、制度の高い作業が期待できる。
 プロロジスはこれまで、実証実験の協力企業の紹介や運営する物流施設での走行実験などオートフォークの開発支援を行ってきた。また、11月に完成するオートフォーク初号機の販売では、顧客紹介も行う。