ロジスティード、パッケージングコンテストでトリプル受賞

　ロジスティード（本社・東京、中谷康夫会長兼社長）は、日本包装技術協会の「2024日本パッケージングコンテスト」で、ロジスティクス賞１件、輸送包装部門賞２件を受賞した。

　ロジスティクス賞を受賞したハイブリッドパレットは、低コストの段ボールと強度に優れた鉄パイプを組み合わせた構造。１トンまで積載可能で、本体重量は９キログラムと軽量。段ボールと鉄パイプは分解・リサイクルも容易だ。
　輸送包装部門賞のうち、支柱脱着式段積み輸送用デッキは、トラックなどの荷台で、デッキ本体と支柱を取り外して高さ調整を行う構造。下部フレームもなく汎用性の高い設計で、ウイングトレーラーやトラック荷台の上部空間の無駄なスペースを削減する。

　また、同賞の小型電子顕微鏡のスロープ付き梱包箱は、木箱の天パネルと側パネルをそのままスロープの部品として活用。荷役機器なしで荷降ろしできる仕様で、品質と安全性を考慮した傾斜角３度を実現しているほか、スロープ左右には落下防止のガードを付けた。