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24/08/29

いすゞ、レベル4自動運転トラック事業化へ米アプライドと提携

 いすゞ自動車(本社・横浜市、南真介社長)は、自動運転ソフトウェアの米国企業アプライドと戦略的提携契約を結んだ。レベル4自動運転トラックを共同開発し、2027年度中の事業化を目指す。

いすゞのF-Seriesトラックをベースに、自動運転技術開発用に試作したデータ収集車

 アプライドとの最大5年間の提携を通じ、シリコンバレーの先進技術を活用して日本の幹線輸送向けの自動運転技術を開発する。26年度、いすゞが規定する運行設計領域のもとでモニター実証を行う。27年度中に、日本・北米を起点にレベル4自動運転のトラック・バス事業を開始する。
 いすゞは4月に公表した中期経営計画で、自動運転ソリューションを新事業の柱として確立することを掲げている。