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24/08/27

トラック業界の景況感、7~9月はマイナス41・3に悪化

 全日本トラック協会(坂本克己会長)によると、トラック運送業の景況感の7~9月期見通し(速報値)は4~6月期比9・9ポイント低下のマイナス41・3。事業環境の不透明感を背景にマイナス幅が広がる。
 業態別では、一般貨物では輸送量はマイナス25・5と0・4ポイント改善するものの、運賃・料金が34・1と6・1ポイント悪化し、売上高もマイナス14・2と5・7ポイント悪化する見込み。特積みでは、輸送量はマイナス27・3と9・1ポイント改善し、運賃・料金は18・2と3・0ポイント改善、売上高はマイナス24・2と6・1ポイント改善する。
 4~6月期の景況感は、1~3月期比5・3ポイント悪化のマイナス31・4だった。
 調査は7月末までに回収した特積み77社、一般467社の回答を集計した。