チロルチョコ、９月２日発売分から値上げ 物流費上昇が一因

　チョコレート菓子の製造・販売を手掛けるチロルチョコ（本社・東京、松尾裕二社長）は９月２日発売分から、チョコレート菓子「チロルチョコ」の値上げ、内容量変更を実施する。食品原料・包装資材の価格高騰や、物流・エネルギーコストの上昇のため。
　チロルチョコ４商品（ミルク、コーヒーヌガー、ホワイト＆クッキー、ビス）で約17％値上げする。プチロルは内容量を24グラムから20グラムに変更する。
　チロルチョコはこれまで品質を維持しながらコストアップを吸収するため生産効率化や経費削減努力を図ったが、従来の価格・内容量を維持することが困難となり価格改定・内容量変更に至った。