- 物流企業
24/08/26
三菱商事ロジ、内航船の海運サービス全国600航路に輸出入の新プランも
三菱商事ロジスティクス(本社・東京、岩井孝介社長)は、内航フェリーを活用した海運サービス「TODOCARRY(トゥー・ドゥー・キャリー)」を日本全国の各港600航路に拡大した。また、輸出入向けの新プランを追加した。内航船と通関、国際輸送を連携させた物流最適化サービスで、顧客の国内外での販路拡大を後押しする。
輸出プランでは、国内のフェリーサービスで顧客の貨物を保税蔵置場に集め、仕分け・通関後に海外へ海上輸送する。輸入プランでは、各国から国内保税蔵置場まで海上輸送し、仕分け・通関後にフェリーサービスで顧客の納品先まで届ける。横浜市鶴見区の三菱商事ロジ京浜事業所を保税蔵置場として活用する。
2024年問題対応型サービスのトゥー・ドゥー・キャリーは現行の輸送リードタイムを維持しながらドライバーの拘束時間削減に資するサービスとして、2023年11月、輸送リードタイムを関東―九州間のフェリー輸送からサービスを開始した。その他の航路ニーズに応えて全国へ拡充し、顧客の集荷先・納品先、リードタイム、価格などの条件に合わせた航路を提案している。