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24/08/26

ロジスティード、アルプス物流のTOBを開始

 ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は8月22日、アルプス物流に対する株式公開買い付け(TOB)を開始した。買い付け期間は10月4日まで。アルプス物流の持つ電子部品物流の専門性や顧客ネットワークを獲得するとともに、ロジスティードの国際的なネットワークを共有し、相互発展を目指す。
 買い付け価格は、普通株式1株当たり5774円。買い付け予定数は1821万1564株で、下限は636万8100株。買い付け代金は1051億5357万536円。新株予約権については、発行時期ごとに第1~5回新株予約権とし、買い付け価格は1~2回は1個当たり115万4600円、3~5回は1個当たり57万7300円。
 ロジスティードとアルプス物流は、シナジー効果として、調達物流から完成品物流への一気通貫した効率的な物流サービスの提供や顧客基盤の拡大、物流量の増加に伴うスケールメリットの獲得を見込む。顧客に対しても高品質の物流サービスを安定的に提供することが可能になる事を見込み、TOBを決めた。