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24/08/22

ティアフォー、経産省の無人自動運転開発・実証支援事業に採択

 自動運転ソフトウエア開発のティアフォー(本社・東京、加藤真平社長兼CEO)はこのほど、経済産業省の「モビリティDX促進のための無人自動運転開発・実証支援補助金」に応募し採択された。補助金を活用し、ロボットタクシーと自動運転トラックの開発を一層進める。
 採択された事業は「自動運転トラック開発事業」と「自動運転移動サービス用車両開発事業」。2024年度の交付上限額は約7億円。
 自動運転トラック開発事業では、自動運転による物流サービスの実現を目指し、24年度に自動運転の大型トラックの開発と自動運転車両優先レーンを含む区間での実証走行を開始する。いすゞ自動車や三菱ふそうトラック・バスの技術支援を受けて高速道路向け自動運転トラック車両を構築し、新東名高速道路での実証走行を行う。
 自動運転移動サービス用車両開発事業では、自動運転によるタクシーサービスの早期の社会実装を目指し、24年度に一般の利用者を対象としたロボットタクシーによる移動サービス実証を開始する。東レ・カーボンマジック、日本交通、アマネと連携する。
 ティアフォーは、今回の採択を機に、24年5月に発表した高速道路トラック向け自動運転システムの基本機能の開発やロボットタクシー事業を一層推進する。