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24/08/21

高末、「運送安全大会」を開催

 総合物流企業の高末(本社・名古屋市、高村徹郎社長)は6月1日、「運送安全大会」を開催した。安全運転に関する意識向上と知識の拡充を目指し半期ごとに開催。今回は23回目でトラックドライバーを主とする58人が参加した。
 大会では、各営業所の活動内容発表や表彰、講演やグループディスカッションなどを行う。今年度は、「動いていないものへの事故防止」をテーマに、期間中に各営業所で実施した活動を発表した。車両感覚を身に付ける走行訓練やドライブレコーダーを活用した危険予知訓練、スローガンの掲示に取り組んだ営業所が最優秀活動大賞を受賞した。他の営業所でも取り組めるよう、安全運転に対する独自性のある多角的な視点から実施した取り組みを参加者で共有した。
 今回、安全対策をより強化すべく初の試みとして社外の安全対策を学ぶ機会を設けた。特別講演に首都圏物流を招き、同社の安全活動について講演が行われた。具体的な指導法やトレーナー制度の導入、安全に対する意識についての経験が語られ、参加者からは高い関心が寄せられた。
 他にも、10年~40年間、無事故を継続しているトラックドライバーや、安全に関する資料をポルトガル語に翻訳し、営業所内の安全活動を活発にする取り組みに対する表彰が行われた。
 高末は今後も、運送安全大会をはじめとする各種の安全活動を推進する取り組みを継続的に実施し、安全な運送サービスの提供に努めていくとしている。

23回目の「運送安全大会」には58人のトラックドライバーなどが参加した