三菱ロジス、９月１日受注分からフォークリフト価格６～７％値上げ

　三菱ロジスネクスト（本社・京都府長岡京市、間野裕一社長）は９月１日、フォークリフトの国内販売価格を値上げする。鋼材、原材料の高騰や物価上昇、運賃・輸送費・労務費の上昇のため。
　値上げ率は６～７％。対象商品は、国内向けのカウンター型バッテリー式フォークリフト、ディーゼル、ガソリンのエンジン式フォークリフト、ウオーキータイプローリフト、ショベルローダーなどの製品。例えば荷重１・５トンのカウンター型バッテリー式は、メーカー希望小売価格が現行より26万1000円高くなり、398万4000円（税別）。
　鉄鋼在をはじめ銅、鉛、ゴムなどが高騰。その他コストも上昇する中、三菱ロジスは、調達コストの上昇は企業努力で吸収できる範囲を超えていると判断し、価格を改定する。