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24/08/19

トルビズオン、佐賀・多久市の防災訓練でドローンによる物資搬送を実証

 トルビズオン(本社・福岡市、増本衛代表取締役)は8月3日、佐賀県多久市多久町の防災訓練で、ドローンによる緊急物資搬送を実証した。ドローン飛行に対する地域の理解と地域の防災力を高め、有事の際の迅速な対応力の強化を図った。
 地域の防災機関や自治体と連携し、災害発生時を想定した水や食料などの物資やAED(自動体外式除細動器)の搬送シミュレーションを実施した。実証機体は産業用ドローン「DJI フライカート30」。最大40キログラムの荷物を運ぶことが可能という。ウインチシステムによる安全性の高い荷物のつり下げ、高精度な荷物投下技術を再確認し、今後の防災活動での有効性を実証した。
 トルビズオンは2020年、地方創生協定を多久市と締結している。増本社長は「空路の整備と大型ドローンの普及に全力を尽くし、今後も技術を生かした地方創生に貢献する」と話した。

ドローン飛行の様子