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24/08/19

F-LINE×札通×共通運送、北海道飲料デポで鉄道のトライアル輸送

 F-LINE(本社・東京、坂本次郎社長)と札幌通運(同・札幌市、山田正樹代表取締役兼社長執行役員)、共通運送(同・同、永原敏雅代表取締役兼社長執行役員)は9月、北海道内のF-LINEの飲料デポで鉄道のトライアル輸送を開始する。トラック輸送の一部運行(350キロメートル圏内)を鉄道輸送に切り替え、鉄道輸送化実現のためのデータ収集や分析を行う。
 取り組みは、3社で構成される「北海道地区 飲料モーダルシフト協議会」として実施する。国土交通省の2024年度「モーダルシフト等推進事業費補助金」に応募し、交付が決定している。
 F-LINEは、トラック輸送から鉄道輸送へ切り替え二酸化炭素排出量の大幅な削減を見込む。また労働規制強化に伴う2024年問題の解決策として、北海道地区での中・長距離輸送の新しい枠組みを検討し、他地域へ展開ができる標準モデルの策定も視野に入れる。