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24/08/09

アマゾン、24年中にラストワンマイル配送に250億円以上を追加投資

 アマゾンジャパン(本社・東京、ジャスパー・チャン社長)は2024年中に、ラストワンマイル配送とドライバーの働き方に関わる施策の拡大へ向け、250億円以上を追加投資する。4つの重点分野に投資を行いラストワンマイル配送ネットワークの強化を目指す。
 ラストワンマイル配送の起点となるデリバリーステーションの配送網を拡大する。23年中に、11の配送拠点を開設し、デリバリーステーションは全国で50拠点以上となった。今後、さらに拡大強化を図る。
 アマゾンロッカーの増設や、ドライバーが配達する時に限りマンションのオートロックを解除して商品を届けるアマゾンキーの導入マンション拡大など、再配達削減も進める。
 アマゾンのラストワンマイル配送に関わる配送員たちの支援を強化する。地元の中小企業に配達を委託する「アマゾンハブ」の拡大や、配送委託をする「アマゾンフレックス」の従事者増加を目指す。また物流の経験のない人に対し、配送方法や技術を伝え、ラストワンマイル配送の起業家としてスタートできるよう支援も行う。