- 物流企業
24/08/08
SGHD、インドで国際エクスプレス事業を開始
SGホールディングス(本社・京都市、松本秀一社長)のタイ現地法人SG佐川タイは6月11日、インド発の国際エクスプレス事業を開始した。航空貨物輸送事業を展開するスターライトエクスプレスインドと代理店契約を締結。インド・日本間で一貫輸送サービスを提供し、インド発の国際宅配便ニーズへの対応を強化する。
まずニューデリーの事業法人・個人の貨物をスターライトエクスプレスのインド代理店が集荷し、日本まで航空輸送する。到着後、SGHグローバル・ジャパンが通関作業を行い、佐川急便が日本国内の配送を行う。その後、ムンバイ、バンガロール、チェンナイとインド全土に順次サービスを拡大する。
SG佐川タイとスターライトエクスプレスのネパール本社は、2019年1月からネパール発国際エクスプレスの取引を開始。毎年取扱数量が増加している状況を受け、拡大する南アジア地域の物流ニーズに応えるため、巨大市場であるインドを対象としたインド発の国際エクスプレス事業を開始した。
SGタイは今後、インド発の国際エクスプレス事業をはじめとして、バングラディッシュ、スリランカ、ドバイを強化地域と定めてスターライトエクスプレスと南アジア・中東発国際エクスプレス事業の強化を目指すとしている。