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24/08/07

NXHD、東京都のSAF活用促進事業の貨物代理店に選定

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)は8月5日、東京都のSAF(再生航空燃料)活用促進事業の貨物代理店に選定された。都が進める二酸化炭素(CO2)削減の取り組みに協力し、環境負荷低減を進める。

東京都のSAF活用促進事業のイメージ図

 

 同事業は、企業のサプライチェーン全体のCO2排出量削減が目的。2025年3月末まで、選定された貨物代理店を通して行うSAFを利用する航空貨物輸送に対し、追加料金を助成する。NXグループが「NX―グリーンSAFプログラム」を提供していることや、全日本空輸(ANA)が提供する「SAFフライトイニシアティブ」への参画などを進めていることが評価された。
 NXグループは、気候変動への対応として、30年までに13年比でグループ全体のCO2排出量を50パーセント削減することを目標としている。また、50年までにカーボンニュートラル(炭素中立)社会の実現への貢献も目指す。今後も持続可能な社会の実現のため、環境保全に向けた意識を利害関係者と共有し、重要課題への取り組みを推進する。