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24/08/07

センコーGHD、日本農業とシャインマスカット生産・販売の合弁会社

日本農業子会社ジャパンフルーツが運営するぶどう園地

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)と青果の生産・流通・販売を手掛ける日本農業は5月1日、シャインマスカットの生産・販売を行う合弁会社「ジャパンフルーツロジスティカ」を設立した。宇都宮市の遊休農地を活用し、シャインマスカットの生産・販売事業を開始する。
 新会社の本社所在地は、東京都江東区潮見2ノ8ノ10潮見SIFビル。資本金は1000万円。出資比率は、センコーGHDが50パーセント、日本農業が50パーセント。センコーGHDの寺元謙治氏と日本農業の伊集院正之介氏が共同代表。
 日本農業は国内での農産物の大規模輸出産地の形成や大規模選果場の開設、タイ、台湾、香港などアジアを中心とした海外販路の開拓、海外生産の強化などに取り組んでおり、センコーGHDは日本農業の活動に賛同し2022年に出資。国内・海外市場で堅調に売り上げを伸ばすシャインマスカットの生産・販売の合弁会社を設立した。
 センコーグループは、傘下の物流事業会社が国内配送や海外輸出業務を担い、ビジネスサポート事業会社が請求書発行などの業務も行うなど、全面的にサービスを提供して、新会社の事業拡大に寄与し、センコーグループの事業領域拡大につなげる。