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24/08/07
スタメン、脳科学企業と事業提携しドライバー向け脳トレサービスを提供
物流企業向け情報共有アプリ「ツナグフォーロジスティクス」を提供するスタメン(本社・東京、大西泰平代表取締役)はこのほど、脳科学を活用し脳トレーニングサービスを提供するニュー(同・同、長谷川清CEO)と事業提携し、ドライバー向け脳トレサービス「ツナグで脳トレ」の提供を開始した。脳トレにより認知機能を高め、事故リスクの低減やドライバーの安全運転寿命延伸を目指す。
新サービスでは、スマートフォン用のアプリから、1回1分脳トレが実施できる。ゲーム感覚で行うことができ、安全運転に必要とされる頭の回転・注意力・予測力などの認知機能を高め、運転技能を向上させる。スマホから、時間や場所を選ばずスキマ時間で行えるため、利用者が続けやすい。
スタメンは、ツナグフォーロジスティクスを提供する中で、「対面での講習・研修は準備・実施に手間・コストがかかる」「講習・研修の効果は一時的であり、定期的に実施する必要がある」「安全運転に向けた施策の効果が定量的に可視化できず費用対効果が見えづらい」などの安全運転指導・育成に関する課題が顧客から挙がった。
労働規制強化による2024年問題でドライバーの不足と高齢化の状況が一層悪化し、安全運転・事故リスク低減への対策が求められる中、ニューと事業提携し、科学的根拠に基づいた運転リスクを低減する新サービスの提供を開始した。
スタメンは今後、ユーザー体験の向上を目指しツナグフォーロジスティクスアプリとの連携強化に向けた機能拡張を進める。また物流業界だけではなく幅広い事業領域での展開も視野にサービス開発に取り組む。