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24/08/05

サカイ引越、三重県尾鷲市とゼロカーボンシティ推進で協定

加藤市長(左)と田島社長

 サカイ引越(本社・堺市、田島哲康社長)は、三重県尾鷲市と「ゼロカーボンシティ宣言」の推進に関する協定を締結した。サカイ引越が尾鷲市の宣言に賛同。「22世紀に向けたサステナブルシティ(持続可能な都市)」の実現に向け、官民一体となってカーボンオフセットに取り組む。
 協定の主な内容は、グリーンカーボン・ブルーカーボンを推進する脱炭素活動、温室効果ガス排出量の削減や教育活動。また、サカイ引越は自然資源の再生促進に取り組むパラミタと連携し、エシカルな(環境や社会貢献を意識した)引越付帯商品も検討する。
 加藤千速尾鷲市長は「尾鷲市は2050年のカーボンニュートラルを目指し、第1次産業でカーボンニュートラルはもとより生物多様性を理念に掲げる企業と共に、持続可能な未来を創造すべく活動を続けている。協定締結をうれしく思う」とコメント。田島社長は「尾鷲の発展に少しでも関わることができるのはありがたい。森林整備や豊かな海産物の販路拡大にも協力できれば」と話した。
 尾鷲市は22年3月1日から「22世紀に向けたサステナブルシティ」の実現に向け、未来を担う子どもたちのためにも、美しいふるさと尾鷲を引き継いでいくことが責務と考え、ゼロカーボンシティ宣言に共感・賛同する企業・団体と連携し、市民や事業者と協力していくことで、50年温室効果ガス排出ゼロに向けた取り組みを推進している。

緑豊かな尾鷲市の自然