- 物流施設
24/08/05
プロロジス、物流施設の電力グリーン化へ太陽光発電の自己託送 第2弾
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は8月1日、「プロロジスパーク草加」(埼玉県草加市)の太陽光発電電力の余剰分を「プロロジスパークつくば1」(茨城県つくば市)に供給開始した。運営中の物流施設で自己託送による再生可能エネルギー電力を活用し、電力グリーン化に取り組む。
プロロジスパーク草加の屋根面に、約2・2メガワットの太陽光発電設備を設置。発電した電力を同施設で自家消費し、余剰電力をプロロジスパークつくば1へ自己託送する。需給管理業務は、発電家と需要家のマッチングを展開するデジタルグリッドの支援を受ける。
プロロジスは2040年までに、スコープ1~3の全体で温室効果ガス排出の実質ゼロを目指し、物流施設の電力グリーン化を進めている。非化石証書を活用することで、施設内で使用する電力は実質的に100%再エネ、二酸化炭素排出量はゼロとなる。持続可能な事業運営を目指す顧客企業の電力グリーン化をサポートする。
自己託送による再エネ電力の供給は2例目。今年1月から、兵庫県で運営中の物流施設間で電力を自己託送している。また、25年3月には茨城県にある運営施設でも電力の自己託送を開始する。