- 物流企業
24/08/05
ヤマトHD、新たに羽田空港でもフレイター就航
ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は8月1日、羽田空港でグループの貨物専用機(フレーター)の運航を開始した。羽田空港発着の国内唯一の貨物定期便となる。羽田空港ー新千歳空港(北海道)・北九州空港(福岡県)間を深夜帯に運航する。農水産品などの安定的・迅速な輸送で、地域産業の活性化に貢献する。
4月から就航している成田空港、新千歳空港、北九州空港、那覇空港に続く5番目の就航地。日本航空(JAL)や、中国便を主体とするJALグループのLCC(格安航空会社)スプリング・ジャパンと協働し、8月から羽田空港でも新たな運航路線とダイヤを設定した。
既存の旅客機が運航していない深夜帯の定期便とすることで、日中の製品の生産時間、農水産物の収穫・水揚げ時間などを確保したまま、より遠方まで迅速に高鮮度の状態で商品を流通させる。また、羽田空港を午前中に出発する国際線旅客便ともスムーズに接続できる。