- 物流企業
24/08/05
日通NECロジ、半導体・電子部品の物流拠点を千葉市で稼働
日通NECロジスティクス(本社・川崎市、吉田直樹社長)は8月1日、半導体・電子部品に特化した物流拠点「千葉ロジスティクスセンター」を千葉市で稼働した。混載拠点として同一産業の顧客を集積し、荷役を効率化。2024年問題をはじめとする物流危機に対し、持続可能な物流を実現する。
所在地は千葉市稲毛区六方町141ノ2。鉄骨造4階建て施設のうち、1階・4階の1万890平方メートルを利用する。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、天井高は5・5メートル。貨物用エレベーター1基、垂直搬送機2基を備える。倉庫構内は全区画空調完備。カフェテリアを設置しているほか、大型車待機場は10台分を備える。
同センターでは、倉庫業務や流通加工業務だけではなく、メーカー系物流企業として培った荷主代行業務を手掛ける。また、内航船や鉄道輸送サービスなどの輸送モードを組み合わせた一貫輸送まで幅広い物流サービスを提供する。
東関東自動車道の千葉北インターチェンジ(IC)から約3・2キロメートル、京葉道路の穴川ICから約3・9キロメートルの立地。成田空港や東京港などの主要国際港へのアクセスにも優れる。