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24/08/02
サプリム、8月から運輸業にSAS判定サービスを特別価格で提供
ソニーグループなどの合弁会社でヘルスケアサービスを手掛けるサプリム(本社・東京、富山泰司社長)は8月1日から12月31日まで、運輸・運送業界向けに睡眠時無呼吸症候群(SAS)リスク判定サービス「スリープドック」を特別価格で提供する。スクリーニング検査の価格が高く、受診が少ない状況の改善をサポートする。
スリープドックは、自宅で簡単に計測可能なSASリスク判定サービス。特別価格は企業プランが1検査2000円(税別)、個人プランが1検査2900円(同)。
企業プランは、20検査以上一括申し込みし、企業で機器の取り回しや登録を行い、1週につき2検査のペースで実施することが条件。スリープドックで「高リスク」「中リスク・自覚症状あり」と判定された受検者が、サプリムからリポート送付後2カ月以内に医療機関でSAS検査を受け指定のフォームから報告した場合、1検査につき1000円を企業に一括返金する。個人プランでは、同じ金額を支払いで使用したクレジットカードに返金する。
サプリムは今回の取り組みで、SASの潜在患者が適切な治療を受診できるようサポートし、交通事故低減やドライバーの健康増進を目指す。
SASの早期発見のための事前検査であるスクリーニング検査は、国の調査によればトラック業界で約4割、タクシー業界で約2割しか受診されていない。タクシー業界では6割が検査価格が高く実施に至っておらず、検査価格が2000円以下であれば最大75パーセントが受診すると回答があった。